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シネマティック・キャンバス – illustration inspired by a film –23.07.24更新

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『ぼくを探しに』Attila Marcel

記憶の扉を開ける
「グリーン」の
ティーパーティー

text:sekuda


今回インスピレーションを得た映画は『ぼくを探しに』です。
イラストレーションのテーマカラーは「グリーン」。

The movie I chose as the inspirational theme for my illustration is “Attila Marcel”.
The theme color of the illustration is “green”.


ILLUSTRATION CONCEPT

描いたのは、記憶の扉を開ける「グリーン」のティーパーティー。
主人公ポールのフランス映画らしい鮮やかな色合いのスーツ──、
マダム・プルーストの内面を映したような豊かで風変りなファッションからインスパイアしました。

額縁の中は、植物でいっぱいの温室のようなマダム・プルーストのアパート内部をイメージ。
ポールの整えられた生活と、そこに入り込んだ騒々しくエネルギッシュなマダム・プルーストの対称性を表現しています。
言葉を話すことができないポールの声の代わりであり続けたピアノと、記憶の鍵となるカエルのぬいぐるみを添えて。


The illustration depicts a “green” tea party that opens the door to memory.

Inspired by the protagonist Paul’s brightly colored suit, typical of French films, and the rich and quirky fashion that mirrors Madame Proust’s inner life.
The inside of the frame was painted to resemble the interior of Madame Proust’s apartment, which resembles a greenhouse filled with plants.
It expresses the symmetry between Paul’s well-appointed life and the noisy, energetic Madame Proust who has entered it.

A piano, which continued to be a substitute for Paul’s voice as he was unable to speak, and a stuffed frog, the key to his memory, accompany the illustration.


映画『ぼくを探しに』
原題:Attila Marcel

幼い頃に両親を失って以来、言葉を話すことができなくなったポールは、風変わりな伯母姉妹に育てられる。
二人はポールを世界一のピアニストに育てようと必死で、彼は過去の記憶を心の中に秘めながら日々を淡々と過ごしていた。
ある日、ポールは同じアパルトマンに住むマダム・プルーストと出会い、新しい人生の扉を開く鍵を手に入れる……。
フランスのアニメーション作家シルバン・ショメによる、ファンタジックで奇想天外なハートウォーミング・ストーリー。

2013年/106分/フランス
配給:トランスフォーマー

監督・脚本:シルバン・ショメ
製作:クリス・ボルズリ/クローディー・オサール
登場人物(キャスト):ポール(ギョーム・グイ)、マダム・プルースト(アンヌ・ル・ニ)、アニー伯母さん(ベルナデット・ラフォン)、アンナ伯母さん(エレーヌ・バンサン)、ミスター・コエーリョ(ルイス・レゴ)、アニタ(ファニー・トゥーロン)、他

WEB連載

シネマティック・キャンバス – illustration inspired by a film –

sekuda

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