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ボローニャ・ラガッツィ賞授賞式随行レポ23.05.12更新

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2度目の観光(ガイドさん様様Ver.)~日本へ帰国!(3/8~9)

●3月8日(水)

ボローニャ滞在4日目、早いもので翌日は帰国の日となりました。
この日は朝からガイドさんを依頼して、再び坂月さんとボローニャの街を散策しました。

ガイドさんの解説付きの散策は、1日目の「これ何でしょうね」「何でしょうね」となっていた散策と違い、いろいろなことがわかりました。「解像度が上がりますね」と坂月さん。全くそのとおりでした。

坂月さんからの事前のリクエストで、地元の人たちが使うスーパーや市場などに連れて行ってもらいました。公立図書館(サラボルサ図書館)や荘厳なサンペトロニオ聖堂も案内してもらいました。

1日目に何だかわからなかった豪華な建物が音楽ホールだということがわかりました

公立図書館(サラボルサ図書館)公立図書館(サラボルサ図書館)

お土産のポストカードを買うのに立ち寄った老舗の趣がある書店

カフェが並ぶ路地、地元の方が気軽に立ち寄り一服するそうです。

生鮮食品を商う市場

そして、再び2つの斜塔に。
塔に登るには、事前のチケット予約が必要でしたが、幸い当日でも空きがあったので、その場でWeb予約をしてもらい中に入ることができました。

塔の中は、ひたすら上へ下へ幅の狭い木製の螺旋状の階段が続いていました。498段あるそうで、登っているうちにゲシュタルト崩壊を起こしそうになりました 笑

塔の内部の様子

散策の移動中にも、坂月さんはガイドさんに、イタリアの子どもに人気の外遊びや、イタリアのジャンケンのやりかた、リアルな食事事情、休暇の過ごし方など熱心に質問をしていました。私もとても興味深く聞いていました。

ガイドさんには、もっと色々な話を聞きたかったのですが、なんと、この日は午後から公共交通機関がストライキの日とのこと。とても名残惜しかったのですが、ガイドさんの帰りの電車が止まってしまう前にお別れとなりました。

イタリアでは割とよくストライキがあるそうで、ストライキを知らせてくれるアプリもあるとか。坂月さんが「台風みたいなものですかね」と言ったのに、妙に納得してしまいました。

 

●3月9日(木)帰国

ボローニャでの諸々の日程を終え、ついに帰国の日になりました。

経由地のフランクフルト行きの飛行機は、屋根のないタラップを使っての搭乗でした。手を伸ばせはジェットエンジンに触れることができそうなほど、機体を間近に見ることができ大興奮でした。

タラップを使っての搭乗、機体が近い!

午前10時15分ボローニャ空港を出発し、フランクフルトを経由し、羽田まで約13時間のフライトを経て、日本時間の3月10日(金)午前10時30分頃、羽田空港に無事に到着しました。

行き帰りの機内も経由地の空港も、ブックフェアの会場も、ボローニャの街中も日本人とおぼしき人以外、ほぼ誰もマスクをしていない「アフターコロナの世界」という印象でした。

でも、実際は、まだまだ、そこかしこに感染のリスクがある時期でもありました。そんな中、ありきたりな感想となりますが、多少の腹痛などの体調不良はあったものの、こうして、皆、無事に帰国することができ本当によかったです。

今回、お忙しいなかボローニャ行きを決断して下さった坂月さかなさん、そして関わって下さった全ての皆さんに心から御礼を申し上げます。

 

【おわり】

WEB連載

ボローニャ・ラガッツィ賞授賞式随行レポ

編集部・斉藤

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