©️夜汽車
~あらすじ~
むかしあるところに王様と12人の美しいお姫様がいました。お姫様達は鍵のかかる大広間で寝ていましたが、なぜか朝になると、お姫様達の靴は踊っていたかのようにすりきれていました。
不審に思った王様はこの謎を解くよう、おふれを出します。謎がとけたらお姫様をひとり妃(きさき)に差し出す、できなければ処刑するというものでした。何人もの人が挑戦しましたが、いずれも失敗して処刑されてしまいます。
そんな時、ひとりの兵士が現れて……。(『踊ってすりきれた靴』グリム童話より)
~Rough draft~
©️夜汽車
みずみずしく、自由におめかしをして恋をする12人のお姫様を描こうと思いました。お姫様達が踊ることからバレエ衣装にしました。ラフ時点から背景色や髪色を変えました。またお姫様の人数が12人だったので、1月から12月のモチーフを衣装に入れてみました。
季節がうつるようにゆらめき、先に待っている未来など少女たちはいつだって知らず、夢うつつの中で輝いているのです。