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おとぎ古書店の幻想挿画18.04.27更新

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踊ってすりきれた靴(グリム童話より)

©️夜汽車

~あらすじ~
むかしあるところに王様と12人の美しいお姫様がいました。お姫様達は鍵のかかる大広間で寝ていましたが、なぜか朝になると、お姫様達の靴は踊っていたかのようにすりきれていました。
不審に思った王様はこの謎を解くよう、おふれを出します。謎がとけたらお姫様をひとり妃(きさき)に差し出す、できなければ処刑するというものでした。何人もの人が挑戦しましたが、いずれも失敗して処刑されてしまいます。
そんな時、ひとりの兵士が現れて……。(『踊ってすりきれた靴』グリム童話より)

 

~Rough draft~


©️夜汽車

みずみずしく、自由におめかしをして恋をする12人のお姫様を描こうと思いました。お姫様達が踊ることからバレエ衣装にしました。ラフ時点から背景色や髪色を変えました。またお姫様の人数が12人だったので、1月から12月のモチーフを衣装に入れてみました。
季節がうつるようにゆらめき、先に待っている未来など少女たちはいつだって知らず、夢うつつの中で輝いているのです。

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